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今回は市販のカラー剤とサロンのカラー剤の違いについて書いていきます!
いまやどこのドラッグストアにも置いてある市販のカラー剤。自分の好きなタイミングで費用を抑えて手軽にできるのが魅力ですよね??
僕からすれば、わざわざ学費を払って学校に通って規定の単位を取得してやっと国家試験の受験資格を取得して、国家試験に合格した人がもらえる美容師免許というものがあるから扱える劇薬をなぜ市販で販売できるのか、、、って思ってました。資格の必要性がないな、、ってことも思ってました。
いろいろ調べて、病院で医者が処方する薬とドラッグストアなどで簡単に手に入る風邪薬みたいな感じでサロンカラーと市販のカラーにも違いがありました。
まず、市販カラーとサロンカラーの大きな違いからあげていくとアルカリ剤です。
カラー剤の中でアルカリ剤の用途は髪の毛の表面にあるキューティクルを開いてメラニン色素を破壊(脱色)することです。
市販カラーの場合、不揮発性のアルカリ剤が使われています。その名の通りアルカリ剤が揮発しないで髪の毛に留まった状態になります。メラニン色素を破壊するようなアルカリ剤が髪の毛残っているのでもちろん色持ちは悪いです。
逆にサロンカラーのアルカリ剤は揮発性です。カラー中に「つーん」とした鼻をつく臭いを経験した方もいると思います。あれはアルカリ剤が揮発している証拠です。市販のカラー剤の中には臭いがしないことを売りにしている製品がありますがあれがアルカリ剤が揮発してない証拠です。
また、市販のカラーにはアルカリ剤が1種類のみ同梱されているだけです。美容師さんはカラーを作る際には髪の毛の質、状態、ダメージレベルを計算して塗布する場所ごとにアルカリ剤を使い分けています。
このアルカリ剤の使い分けを間違えると全く同じカラー剤を塗っているのに違う明るさになります。市販のカラーを多用している方は根元が明るく、毛先が暗い人が多いのはそのせいです。
市販のカラーを多用して、髪の毛が暗くなったから明るくしてほしいと言われるお客様もたくさん来られます。
まず、普通のカラー剤では明るくすることはできません。ブリーチを1回しても赤色やオレンジ色が目立つ脱色しかできません。ブリーチを2回、3回と繰り返した後になんとか色が落ち着くことができるかもしれません。
ですが、市販のカラーを多用しているので毛先のダメージはかなり損傷していると思われるので、無理なブリーチも避けるほうが懸命です。当店では基本的に根元のリタッチを根気よく続けていき毛先の退色を待つ方が安全で安心だと思います。毛先をバッサリと切ったりするのであればまた話しが変わってきますが、、(^-^;
なるべく明るいカラーに挑戦したい方はホームカラーは避けることをお勧めします!
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